林檎の木

やはり気になる。
木になる林檎。
今年はどんな実がなるのか。
奇蹟の林檎は、準備できているのかな。

主をなくした林檎の木、
あちこちから、
いまだに引き合いの声が上がっている。
先日も、ドコカでお呼びがかかっていたと。


ただ、それだけだけで喜こばないのが、
"no 林檎, no Life!" の人びとだ。
林檎社に課せられた innovation という使命。
皆が、アッと驚かなければ、
その使命は、尽きたことになる。
普通の林檎しか、作れないのだから。


 Macintosh
 MacBook Air
 iPod
 iPhone
 iPad
それぞれが、わたしの生き方を大きく変えてきた。


こうした流れの中で、
次なる品種を探し求めて、
ネットを彷徨った。
そろそろ、その発表の時期らしいから。


いまさらiPhoneの色違いとか、
価格を下げた普及版のiPhoneとか、
解像度を上げたiPad miniとか、
あまり興味がない。
ドコカが、それを販売してもだ。


新しい品種の林檎に関しては、
ほとんど情報が見つからない。
主をなくした林檎社は、
もう、新たな品種は出せないのだろうか。
自社の生き残りをかけて、
普通の会社になってしまうのだろうか。
わたしを、ワクワク、ドキドキさせた、
"One more thing..." は、
なくなってしまうのだろうか。


あらたな品種の発表がなければ、
もう一つのマックが象徴的なように、
人びとに飽きられ、
差別化できないまま、普通のお店になって、
普通の林檎を販売し続けることになるのだろうか。


運命の日は、9月10日だ。
今日は、どうしても今の気持ちを書きたかった。
来週では遅い。
そう、今しかない。
いま、ここに、記することで、
林檎社への思いを残しておきたい。
わたしにとっては、
唯一無二の、
なくてはならない大切な相棒なのだから。



→ Macintosh 誕生と歴史
→ スティーブ・ジョブズのプレゼン動画まとめ
→ iPod ~wikipedia
→ iPhone ~wikipedia
→ iPad ~wikipedia