朝の散策

久しぶりに近くの公園を歩いた。
吹く風も心地よく、小鳥のさえずりにホッとする。
ようやくハナミズキの写真がとれた。
街路樹として数年前に植えられたとき、
清楚で、可憐な美しさに魅了された。
次の年からは、環境にあわないのか、
なかなか最初に見たような花をつけなかった。
この写真は、公園に植樹されたもの。
場所によって、花がいまひとつという木もあるが、
この木は、みごとな花を咲かせていた。

しばらく、美しさに見とれていた。
春の日差しの下で、
誇るでもなく、控えめに、
それでいて、優雅に咲き誇っていた。


土手を見ると、赤いものが。
野いちご発見!

子どものころ、アルミの弁当箱を持って、
この時期イチゴ狩りに出かけていた。
熟したイチゴの甘くて美味しかったこと。
大粒の種が、口の中でプチプチとはじけた。
ダイヤモンド!

そう、まさに輝く宝石といったところ。
市場に並んだ、あの「苺」とは異なる。
これが自然の恵みの味だ。