温暖化?

蓮沼へ行った。
目的は蓮の花を愛でることだったが、
春に来たとき、温室でパイナップル栽培をしていた。
即売所があり、農家の人が3人ほど。
メロンやカボチャに混じって、パイナップルが。
目を疑ったが、この長崎でできたとか。
朝、収穫したものだという。
半信半疑で購入した。
1,300円が高いのか安いのか。
採算が合うのかどうか、よくわからない。
熟した甘い臭い匂いが車中に広がった。



スーパーでは県産マンゴーも売られていた。
沖縄産は、台湾に近いことから栽培はありだろう。
宮崎産のあの値段は疑問だが、南国と考えるとありか。
しかし、長崎でとなると少し複雑だ。
台湾産の完熟マンゴーは、5〜600円前後で入手できる。
それが、長崎産だと1,500円となる。
宮崎の完熟になると庶民が買えるものではなくなってしまう。


パッションフルーツも売られていた。
なんと4つで100円だった。
スーパーのおばさんも何かわからず、少し当惑気味。
松浦市で昨年あたりから栽培されているとのこと。
栽培しやすいということは、あちこちで作られ、
やがては普及する果物になるのだろう。
栽培方法は詳しくわからないが、これも南国の果物。


南国の独特の果物が身近になるというのは、
個人的には嬉しいのだが、
一方では、大丈夫なのかな...
という思いもする。


南国で栽培された果実を輸入する方がいいのか、
化石燃料を使い、現地で栽培するのがいいのか、
人が南国へ移動し、食するのがいいのか。
それぞれ、素直に喜べないものがある。
地球温暖化エコロジーといった観点から。
さらに、人が食べるものはどうあるべきなのか、
といった価値観の問題まで。
ちょっと考えさせられた一日だった。