アナログ終了

いよいよ、今日かぎりでわが家の受像器で放送が見られなくなる。
ずるずると、今日まで来た。
パソコンでは地デジ対応のテレビが映るので
特別困るわけでもないし、と思いながら。
正直、面倒だった。



いまさら新しい受像器を買ったからといって、
何も変わらない。
古いブラウン管方式の受像器が、
新しい液晶テレビに変わるだけ。
悲しいけど、それだけだ。


なんとも空しい。
これがパソコンであれば、
新たな機能などが追加され、それなりに満たされるのだが。


誰のための地デジ移行なのだろう。
少なくとも、ユーザーが強く望んでいるとは思えない。
仕方なく、移行せざると得ない。
そんな思いを持っている。


テレビに関心を持たなくなって久しい。
液晶テレビを見ても、
ほとんど興味はなかった。
バカでかい受像器を、狭い家に置いて何をする。
そういう感覚だった。


遅まきながら地デジ対策を考えている。
選択肢が幾つもあって混乱中だ。
できれば録画とDVDなどの書き込み機能が欲しい。
コンバーターを使って安く上げるべきか。
もう少しまてば、液晶テレビそのものが値崩れするのでは。
場所を考えると、録画機能のついたテレビも良さそう。
インターネットも使えるらしいし。
上げると切りがない。
で、結局結論がでないまま今日の日を迎えた。


ここまで来ると、
どうなるか見届けてみよう。
いまは、そういう気持ちの方が強くなっている。
迷ったときは現状維持だ。
そう自分に言い聞かせながら、
しずかに、アナログテレビの臨終を待つことに。