山獅子ゲット

久しぶりのパソコンネタ。
先日発売されたマウンテン・ライオン(山獅子)をMBAにインストール。
いつもだと、バックアップを取り、
ネットで不具合を確かめながら、
数ヶ月後に、インストールしていた。



今回は、悩むことなく発売後数日で実行。
ダウンロードに多少時間はかかったものの、小一時間で終了。
その後は、問題なく動作中だ。
なんともあっけない、OSのインストールだった。


パソコン歴、20数年だが、
これまで経験したことのない簡便さだ。
さらに、価格も1,700円。
しかも、とりあえず同じIDを使えば複数台インストール可。
「窓」との差は、歴然だ。


漢字Talk と呼ばれた System 2 の頃から、ずっと林檎OSは使っている。
これまで、すべてのOSをインストールし、使ってきた。
日本語がおぼつかない時期から、
Sad Macの泣き顔を何度となく見ながら、
http://lifehacking.jp/wp-content/uploads/2007/03/sad-mac.jpg
途中、窓族へと浮気をしかけながらも、
ずっと林檎を恋してきた


ここまで進化したなら、もう窓マシンは競争相手ではない。
かれらは、会社人の仕事パートナーとしてのみ、
生き続けることになるのだろう。
会社という、わかったようで、わからない組織の中で。


個人としては、まずスマホの普及。
それからタブレット
この流れの中に、ネットを使った情報社会がやってくる。
パソコンは、そのための情報を加工する道具。
個人の情報加工には、林檎が最適。
窓は、会社や団体などで生息する組織人の道具。
こういった棲み分けが進むと思う。


以前も書いたように、
情報加工を生業とする個人は、
林檎道を選択せざるを得ない状況になるのだろう。
文字中心から、
写真やイラストなどのイメージ処理、
さらに、オーディオや動画などのAVデータ処理を考えると、
「窓」の選択理由は、ほとんどなくなった。
大抵のことは、スマホタブレットなどで、処理可能。
それ以外の処理をどうするかが、問われる。


家庭で、Office製品を扱う理由がどれほどあるのか。
情報漏洩を考えると、自宅で残業はできなくなる。
便利だったネットワークが、
逆に、企業の足かせとなっている。
会社で、仕事が終わるまで、拘束。
放っておくと、企業のブラック化がますます進むのかもしれない。


こう考えると、自宅で窓マシンを使う理由がなくなってくる。
会社の仕事は、会社で済ませる。
自宅では、必要な人が、自分の事で動くことに。
自宅の仕事は、私事になり、
私事が、仕事になって、次のステップにつながる。
そう考えると、今秋発売予定の「窓8」なんかは、どうなるのだろう。
誰のための、何のためのOSと、言われかねない。


「窓」OSも、すべてインストールし、使ってきた。
「窓」と「林檎」。
宿命の対決とされてきたが、
いまや、比べることすら必要のない話になった。
いやはや、不思議な時代になったものだ。
林檎派としては、なんとも複雑な気持ちだ。