「気」をつかう

朝から後頭部が重く、考えもパッとしなかった。
いろいろとマイナスのイメージや思いが浮かぶ。
気がつけばもうすぐ夏だ。
そう、夏の「気」に切り替えるときだと感じた。
午後は、板張りの床に寝転んで音楽を聴いていた。
何度か眠っては、目覚めという状態。


昨日の研修会の疲れも影響したようだ。
40人近くが集まり、カウンセリングの基礎研修だった。
資格保持者ということで、助手のような参加に。
意識してなかったが、「気」疲れだろうか。



研修では定番、
二人ずつペアで、自己紹介をすることに。
ここでは相手方が質問する。
いつも困るのが「趣味はなんですか」の問いかけ。
「趣味」ってなんですか?
逆に聞きたくなるのだが、それはおいといて、
「よくわからないんです」
と、答えた。いつものパターンだ。
次の質問は「休日はなにをしますか」だ。
「しなくてはいけない場合をのぞき、何もしません」
と答えた。
さすがに、聞きあぐねているという感じ。
これも、同じような反応だった。
「なにか体を動かすことしてますか」
これまであまりなかった質問に、
「基本的には、スポーツはしません」
「でも歩くことはすきです」
と続けた。


何もしません、何もありませんでは、
相手に失礼になるのでは...
これも、いつもの同じリアクションだ。
それなりに相手に気を使っているつもりだ。


「瞑想しますか」
これには少々驚いた。
「はい」
どうやら、これでなんとなく理解してもらったようだ。


その後、休憩時間にお話をした。
わたしが情報処理(パソコン)の教師だったとお話しすると、
Windowsは何をつかっていますか、XPですかと。
わたしはMac使ってますと、おそるおそる答えた。
すると、わたしもMacです。
いや、ちょっと驚いてしまった。


その後は時間がなくて、詳しくお話しできなかった。
ただ、会社を辞められた経緯や、
故郷に戻った理由などを聞いていると、
同じようなキャリアを歩んでいると感じた。
似たもの同士、
引き寄せの法則通りとでもいうのだろうか。
「気」が合いそうなひととの出会いだった。