「ガテン」の休刊

派遣労働者の環境が大きく変わろうとしている。
雇用そのものの改善の兆しなど見えない中、制度自体の見直し論が。
さらには「ガテン」という言葉を生み出した雑誌が休刊。
これも時代を象徴する動きだ。
また、10月1日からは「住宅手当緊急特別措置」の受付が始まる。
民主党の舵取りは正念場。
タイミングを間違うと、年末には失業者の”米よこせ”騒動が...
そして、第2の派遣村が...

 中略
しかし、大規模な製造業の経営者からすると、派遣禁止という措置は派遣労働者を雇用調整の安全弁として使えなくなることを意味する。だが、いったん味をしめた彼らが、そのままおとなしく引き下がるとは思えない。彼らは次にどういう手を打ってくるのか。そこで注目されているのが、「フレクシキュリティ」という考え方である。
→ 財界が仕掛ける「フレクシキュリティ」という新しい罠

土木・建築や運転手といった現業、技術職を対象にしたリクルートの週刊求人情報誌ガテン」の最終号が30日、発売された。1991年の創刊から18年、インターネットや無料求人誌との競合、求人数の減少により休刊となった。肉体労働の代名詞「ガテン系」という言葉を生み、「手に職を付けて」という働き方に光を当てた。
→ 求人誌「ガテン」が最終号/“手に職”に光

仕事とともに社宅などの住居を失った失業者に最長6カ月間、住宅手当を支給する「住宅手当緊急特別措置」の受け付けが1日から、一部を除く全国自治体の福祉事務所などで始まる。
→ http://www.jiji.com/jc/zc?k=200909/2009093000633

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