一休さんの遺言

とても気が楽になる言葉に出会った。
相談者に「救ってください」と電話で請われ、
戸惑っている。
支援することを、改めて考えていたときに出会った。
きっかけは、このブログ記事から。

「『絶体絶命だ、もうだめだ』と思った時、この箱を開けなさい」


一休和尚は、こんな遺言を残して、この世を去りました。
その後、弟子達は何回か危機に見舞われましたが、何とか乗り切ってきました。
ある時、どうしてもダメだ、という状況になり、この箱を開けることになりました。
弟子達が期待して開けた箱に納められた巻物には、以下の言葉が書かれていたそうです。


「心配するな。大丈夫、何とかなる」

今日、再度連絡することになっている。
派遣で解雇され、実家に戻り、
失業保険の給付が終わり、
仕事を探すために出かける足もない。
自転車だけが、交通手段。


昨日も、福祉事務所、社会福祉協議会と相談するが、
母親と兄と一緒に暮らしているという理由で支援できないと。
次の手段を考えねばと思案していた。
「支援」は、脇役として、
その人が自立できるよう支えること。
この言葉が、少しでも彼を支える力になれば。
そういう想いで伝えたい。


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