増殖中!?

なんだか複雑な思いで読んだ。
嬉しい反面、こまったな....
気がついたら、舞台の中央でスポットライトが当たってた。
自身は変わらず、自分の道を歩いているだけなのに。
世の人々が変わって、Macに注目している。
これは人生論としても使えそうなテーマだ。


→ 増殖中!? “iPhoneプラスMac派”ならではの仕事術とは?



巧みなプロモーションで、
デファクトスタンダードだと、
一世を風靡したWindowsとは、対照的な生き方だ。
人に媚びることなく、自分の道を求め続けた結果だ。
Macユーザーは、わたしもそうだが、
自分にとって必要な物は何かという視点で考える。
人がどう思っているとか、
人がどう見ているとか、
他人の視点で、自分を決めている人は少数派だと思う。


あえて危惧するのは、
こうした骨太のユーザーを魅了してきたマシンが、
多くのミーハー的なユーザーの増加で、
変わってしまうのではないかということだ。
勿論、Jobs氏が率いている間は、そういうことはないだろう。
彼より年上である身としては、
自分が使っている間は、まずあり得ないと思うのだが。


これは、嬉しい憂慮であって、
成長した子供たちが、親離れをして、
家元を離れていくときのような気持ちと重なるようだ。
嬉しいような、それでいてちょっと淋しい。
ほろ苦い気持ちとでも表現すればいいのだろう。


日曜日には、長男が日本縦断の昆虫撮影の旅にでる。
さらに、8月には次男が台湾へ向けて出発の予定。
Macと共に生活してきたそれぞれの息子達と、
Macへの想いが、コラボしているようだ。
いずれも、次のステージを目指して、
自分の道を歩み続けてほしい。


>掲載写真を変更(10.07.10)