地殻変動

林檎社がテレビを作り直しているとの記事が。
Siriという音声対話システムをリモコン替わりに使い、
複雑な操作を、簡便な仕組みにするとのこと。



地デジ放送に切り替わって以降、
いままでのような視聴スタイルが継続できなくなり、
どうするか思案中だった。


テレビ放送を否定するつもりは全くない。
新聞という紙メディアと同様に、
テレビ放送という映像メディアそのものは必要だ。
問題は、その利用の仕方だと考えている。


ネット情報と異なり、
一方的に送りつけられる情報に対して、
いまのところ、ほとんど無抵抗だ。
その時間に、そこで、一定の時間居なければならない。
録画という方法もあるのだが、
これがまた、面倒だ。
これまで、幾度となく対応を考えたのだが、
面倒くさがり屋としては、
レコーダーを買ってまでも、見たいと思わない。


携帯電話が出てきたときも、同じように考えていた。
いろいろ機能があるのはわかるし、
それを使いこなせれば便利なんだろうが、
面倒と、感じていた。
あの狭い画面で、10個のキーを使って、
コミュニケーションを取るのは、まっぴらだと考え、
できるだけ、使うことを避けていた。
そこに登場したのが、iPhoneだった。
直感的に、これだと思い、購入。
2年前のことだ。


究極の面倒くさがり屋なので、無駄なことはしたくない。
その効用〜自分自身が楽になるものでない限り、
使おうとは思わない。
林檎社の機械にこだわるのは、こういう理由だからだ。


仕事は別だ。
顧客あってのことだから、
顧客が必要であれば、「窓」も「事務所」も使っている。
昨日も「単語」の使い方で尋ねられた。
ほとんど自分では使わないのだが、調べて対応する。
それは仕事だから。


自分が使う道具となると、別だ。
なるべく少ない労力で、最大の結果を得たい。
究極のエコ人間の生き方を模索している。
エゴではなく、エコな生き方だ。
何もしないことが、究極のエコ。
無駄なもの、不要なものをそぎ落とし、
スリムに、クールに生きること。
そのための道具こそが、皆に受け入れられるものだろう。


来年にはその姿が明らかになるという。
林檎社のテレビ、いまから楽しみだ。



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