ネタ切れ

気がつくと、いつものパターンに陥っている。
ここら辺りで、見直しが必要のようだ。
ときどき巡ってくるのだが、
自分の気持ちを表現できない状況だ。
人を意識しすぎると、こうしたパターンになってしまう。

そもそも、ブログを書くきっかけは、
自分自身を晒(さら)すことだった。
自分の考えを、書き記すことで、
退路を断ちつつ、前進したい。
そこには、読み手の想定はなく、
単なる自己満足的な、自分が想う世界があった。


読み手の顔がないわけで、
何か書くたびに、その反応を気にする必要もなかった。
そのまま、自分の感じたこと、思ったことを、
ストレートに表現してきた、積もりだった。


スタイルも、特に決めたわけではないのだが、
振り返ってみると、かなりパターン化している。
それはそれで、いいのだが、
少々、疲れを感じる。


ツイッターが、思いつきなど、結構自由に話せることも、
ブログの定型化に拍車をかけたと思っている。
そして、今日は若干ネタ切れ状態のまま、書き込んでいる。


ネットの特徴として、
かなり専門性の高い方々の書き込みを見受ける。
肩書きなどで判断しながら、自分の意見をチェック。
書き込みも、こんなこと書いて良いのかなと、
自分の中で、勝手にセンサーが働く。


それに比べると、若者はストレートで、
ある意味羨ましい。
若いということは、何事も未経験な部分が多い。
怖い物知らずということか。
に対して、歳を重ねると、
常識、経験からの判断が優先。
これは悪いかな、いけないのかな、
勝手に判断し、
面倒にならない方向で、動こうとする。


ツイートや「いいね」ボタンを押すのにも、
その後の影響などを考えてしまう。
自分の気持ちを、率直に表すのには、
だいぶ慣れてきたが、まだまだ抵抗がある。


こうした、モヤモヤする想いが、
このブログを書く動機になっている。
だらだら、長ったらしく書いてはいけないとか、
自分なりに制約を設け、
自分のスタイルに固執する。


悪いことではないが、
自分自身が、疲れてしまう。
まあ、そいうときは、今日のブログのように、
いったんリセットして、やり直せば良いのだろう。


毎週、ネタを考えるのだが、
今週は、ネタそのものが重たいということで、
まとめた文章にはできそうにないと、感じた。
できれば、二つの集まりをジョイントできないか、
そういう想いから、コンセプトをと考えていた。
やってみると、思いの外難しく、
ツイートで悲鳴を上げながら、こうして書き込んでいる。


午後から、感銘を受けるスピーチに出会った。
そのリンクを記することで、今日はおしまいに。



 TEDxTokyo 30/06/2012(小室淑恵さん)