ガラガラ・ポン
不謹慎だが、おもしろくなってきた。
泥鰌の一喝で、雑魚たちが、
慌てて、鉢を飛び出した。
あれあれ、どこへ?
これほど劇的に、政治が動くとは。
「風林火山」の一節を、思い出した。
「故其疾如風、其徐如林、
侵掠如火、難知如陰、
不動如山、動如雷霆。」
故に其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、
侵掠(しんりゃく)すること火の如く、知りがたきこと陰の如く、
動かざること山の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し
「風林火山 - Wikipedia」
まさに、雷霆が国会で炸裂。
想定外の、巨大なエネルギーが、
日本中を震撼させた。
評価は様々、
いまの時点で、判断はできない。
だれが、なにを、言ったのか。
しっかりと、覚えておくことにしよう。
いつもの事ながら、どうしてこんなに評価が分かれるのか。
時間的な制約もあり、
それぞれの発言を、細かく検証することなどできない。
あくまでも、自分の直感を頼りにするしかないのだが。
今回の件に関しても、
反対とか、間違っているとか、コメントをしている人々の、
人相や人格などに注目している。
「目は口ほどにものをいう」とか、
「男は40過ぎたら、自分の顔に責任を持て」だとか、
昔から、言い伝えられている。
化粧とか、作り顔で、ある程度の演出はできたとしても、
とっさのできごとでは、地が出てしまう。
ツイッターのつぶやきも同様。
日頃えらそうなことを宣(のたま)う人々が、
反応がなかったり、
冷静を装い、適当なコメントをしたり、
それはそれで、読んでいて、その人を知るのに役立つ。
失望した人もいる半面、
オオッと、見直した人もいた。
グッと近づいたと思える人、
やっぱりそうか、そういう人だよなと、
フォローを取り消そうかと、考えたり。
この点、Facebookより、Twitterのほうが、
反応もリアルタイムに近く、
その人となりが、わかるような気がする。
Facebookは、文字通り「顔をさらす本」だから、
書き込むときに、かなり演出が効く。
Twitterは、140文字勝負だから、
ストレートに、その人となりが伝わる。
呟かないということも、メッセージなわけで、
わたしは、この件については、何も言いませんと、
伝わってくる。
あれ、あんだけ騒いでいたのに、ツイートなしなの?
何人かの人に対しては、
それは、ないでしょう。
あんた、無責任じゃないのかい、
と問いたくなったり。
改めて、Twitterの効用も確認できた気がする。
所詮、ひとは客観的に見ることなどできないわけで、
自分の直感を信じ、
自分の感じること、思うことを、発信することで、
自分が伝わると、考えている。
自分は自分だ。
自分は、こう考えている。
そういう生き方をしている人は、
反応が速いし、情報の信頼性もあると、考える。
したがって、わたしはそういう方のツイートを元に、
自分自身の判断を、確認しながらツイートしている。
こうした行動が可能になったのは、
この10数年来の情報革命のおかげだろう。
パソコン、ケータイ、スマホ、タブレット、
急速に進む情報革命のツール。
人びとが、それぞれの機器を、
等しく使いこなせるようになれば、
自分の考えを、堂々と、世間に問いながら、
あらたな社会を構築することが、可能になり、
その先に、賢者の意見が反映。
ユートピアが近づくと、考えているのだが。
今回の「ガラガラ・ポン」は、
そうした情報革命の行く先を示す、
エポックメイキング(画期的)なできごとだと、
思っている。
いやいや、面白い時代になった。
さあ、張り切って、生きていこう!!
時代は、動いているんだ、ぜェ。
気になるリンク集:
→ 憲政史上最高の解散宣言
→ 「TPP解散」で総選挙はおもしろくなる
→ 党首討論を終え、拍手を受ける野田首相
→ 今日の野田さんは立派
→ 首相は、人格力で選ばれる
→ 泥鰌の一撃で、雑魚が逃げ出した