情報をまとめる

30年くらいまえに、「第三の波」という本と出合った。
これからは、どうやら「情報」社会になるらしい。
そのためには、情報を処理する技術が必須。
コンピュータという機械が、核となる。
選んだ仕事は、コンピューターを使った学習ソフトの開発



それから、10年くらいして、
情報選択の時代」という本と出合った。
増え続ける情報に対し、
わたしたちは、どのように接すればいいのか。
情報が洪水のごとくあふれ、
その中で、溺れながらも、
さらなる情報を求めて浮き沈みする。


もっと、もっとと、
限りない情報欲に押されて、
必要と思う情報を、貪欲に集める。
情報不安症(Informatino anxiety)」と名づけている。


情報との戦いは、いまも続く。
誰よりも早く、
誰よりも多くの情報を得る。
情報戦という戦線の中で、生きている。


久しぶりに、マインドマップについて調べた。
たまたま、ある集まりで使用した説明シートを、
マインドマップもどきのソフトで作成したのだが、
マインドマップの考え方自体、馴染みがなかったようで、
あらためて、説明することになった。


マインドマップ自体は、それほど興味は無い。
何度か試みたが、色鉛筆で紙に書くスタイルは、
自分の思考法とは相容れなかった。

その後、いくつかのマインドマップソフトを使用。
初めてこれは使えると思ったのが、NovaMind
当初はMacでしか使えなかったが、
その使い心地は気に入っていた。


その後、Windows使いの方にも、
こうしたソフトを紹介したいと思い、FreeMindと出会った。
Java言語で作られたオープンソフトで、
4、5年前では、パソコン自体の処理が遅く、
普通の人に勧めるのは早いと思っていた。


わたしが使っているソフトは、Mindcadという。
数年前、とある記事でその存在を知り、
ダウンロードして使って以来、
何か事を始めるときには、使っている。
考えがまとまらないとき、
思いつくことを、とりあえず書き込み、
その後、関連付けをし、
最後は、流れを俯瞰できる状況へと作りこむ。


「情報選択の時代」と出会う前から、
なんとか自分の考えを形にしようと努力はしていた。
幾度となく、情報整理関連の書籍を読み漁りながら。
いまだに、満足する方法は見つけ出せない。
それでも、長いことこだわっていると、
それなりに、より良い方法が身についてくる。


人が良しとする方法が、
必ずしも自分に適するわけではない。
それでも、試してみない限り、
自分に適した方法は見つからない。


そう考えると、自分がやってきた方法も、
ある程度体系化して、お伝えできるのでは。
先ほどの会合で、お話ししながら考えた。



関連サイト
→ 情報選択の時代: リチャード・S. ワーマン, 松岡 正剛
→ 第三の波 (1980年): アルビン・トフラー
→ FreeMind使おう会
→ 無料のマインドマップ!フリーマインドを有効活用しよう!! - YouTube
→ 無限にアイデアを捻出する方法(マインドマップ) - YouTube
→ MindMeister
→ mindmeister.mp4 - YouTube