プロセス

すべてが、その過程にある。
いま、ここにいる自分は、
これまで歩んできた道の途上にあって、
これから歩み出す、その途中にいる。

すべてが、道の途上だ。
ふるい時が終わり、あらたな時が始まった。
一年、365日、という区切りの中で、
一喜一憂しながら、
人生という道を歩いている。


過去を悔いても、過去へはもどれない。
いま、この時、この場所から、
つぎの歩みを始めるしかない。


良いとか悪いとか、存在しない。
それは、ひとが勝手にラベルを貼っただけだ。
良かったと思えれば、良いと評価し、
悪かったと思えば、悪いと考える。
そして、その結果として、
幸せだとか、不幸だとか、勝手に判断する。


そんなものは幻想だ。
単なる思い込みの産物だ。
造られた価値の物差しに、
自分の人生を当てはめて、
幸か不幸かを決めているにすぎない。


常に、「いま」という瞬間しか存在しないわけで、
いま、幸せだと思えば、その瞬間から幸せが始まる。
不幸だったと思えば、その不幸だという想いが継続する。
幸か不幸かという想いも、文字通り幻想だ。
存在しない、幻の想いだ。


すべてが「プロセス〜現在進行形」だと知らされた。
道の途中にあるのだと。


過去は過去だ。
過ぎ去ったものに対しては、何もできない。
後悔など、まったく意味がない。
後から悔やんでも、なにも変わらないからだ。


過去の経験を踏まえて、
いまどう行動するかだけが、問われる。
その行動の結果が、過去の経験となる。
未来に対し、いまどのような行動を起こすか。
それだけを、ひとは考えれば良い。
結果は、それほど大きな問題にはならない。


いま、この瞬間、
この場所で、
どのような想いを持ち、生きるのか。
それだけだと、知らされた。
生きること自体が、プロセスそのものということだ。


変化の年、
激烈な変化が起こる予感がする。
そのどれもが、プロセスと理解しよう。
しっかりと目を開いて、
現実を見つめること。
ぶれることなく、
その変化の流れを見据えること。
最後は、内在する自分の直感を信じることだ。
そう、今年は昨年以上に大変革が起きるのだろう。
こころして、いまを生きていこう。