新年度

そろそろというか、いよいよというか、
待ったなしの状況になった。
自分自身の立ち位置を、明確にし進むときが来たようだ。
仕事の継続ができ、さらなる1年が始まる。
これまでの歩みだと、同じような結果になる。
不十分ながら、その道のプロとしての経歴は整った。
今後は、これに積み上げていくだけだ。

それでも、いずれは組織を離れる時は来る。
その後の歩みを考える。


まずは、自らの情報発信の整理をしたい。
ネットの進歩で、時間と場所が共有可能になりつつある。
自宅でも、出先でも、その気になれば、
コミュニケーションをとることが可能になった。


先月は、台湾と日本で、家族の行き来が多く発生。
それぞれが、スカイプツイッターなどで繋がっているため、
誰が、どこに居ても、とりあえず問題なく話すことができた。
これはかなり革命的なできごとだと思う。
こうしたコミュニケーション・ツール群は、
同じ場所にいる必要性を、明らかに低減している。


ひと昔前までは、想像すらできなかった環境が、実現。
その中で、自分は何をしようとしているのか。
背中を強烈に押されるているような気がする。
「はよう(早く)、せんね(しなさい)、
なんばしよっとね...(何をしているの)」と。


焦る気持ちはない。
さりとて、無策だと、これまで通りの1年が過ぎるだけだ。
何かをしなければと思いつつ、3年が過ぎ、
待ったなしだと、自分に言い聞かせている。


まずは、情報の再発信と考えている。
幾度となく、作っては放置したHPやブログ。
このブログだけは、なんとか死守してきた。
その結果、ある程度のまとまった情報は残せた。
フェースブックなどは、何度か触れたが、いまだに馴染まない。
自分が必要な道具としては、役不足を感じている。


しばらくは、別途準備中のHP構築に時間を割く予定だ。
このブログも、当初の考えから、かなりずれている。
焦点が定まりつつあるというのが、正確な表現かもしれない。
週1回のアップを、自分なりに課して継続している。
一時期は、ツイッターへの書き込みで、ブログの更新が激減した。
数ヶ月後、再開し、以来、週一の書き込みはほぼ定着した。


だいぶ前までは、自分の思いをノートに記していた。
その思いを、非公開ブログで書き始めたのが「はてな」との出会いだ。
いまだに継続中だが、これもツイッターの出現で、書き込みは激減。
どうするか、考えきれないまま放置している。
公開したくない自分の思いを、どこに記するかは未決着のままだ。


公私混同もありだろうが、やはり「公・私」は分けたい。
「公〜パブリック」の部分を、公開(パブリッシング)する。
「パブリックな自分の立ち位置」を、明確にした上で、
「パブリッシング(公開)する作業」だと考える。
そのためのツールを構築中であり、
そのやり方も、多くの人に広めたいと考えている。


自分の気持ちや考えを、公(おおやけ)にしたい人々が、
自力で公開(パブリッシング)できるような支援。
それを、自分のこれからの仕事にしたいと、考えている。
情報伝達力の養成支援ということだ。


iPadなどの、ポストPCを支える機器の出現で、
デジタルデバイドと称される状況が、かなり改善。
文字入力に関しても、キーボード入力に加え、
音声入力、手書き入力などを利用することで、
誰もが、情報発信可能な状況になったと判断している。
通信網の整備には、費用負担も含め、若干の時間が必要だろうが、
数年後には、どこでも、だれでも自分メディアを持つことができるだろう。


偉そうな学者・教師たちや、おバカな専門家の意見だけでなく、
普通のおじいちゃん、おばあちゃん達や、
おじさん、おばさん、そして子供たちまでが、
さまざまが考えを公開することで、
まともな考えが、共有できるようになるだろう。


既存の権力パワーが減少し、民間パワーが台頭。
いまよりは、はるかにマシな社会が実現。
そんな未来が近づいてきていると、考えている。
そのための、一里塚として、自分の立ち位置を決めておきたい。
新年度の始まりにあたり、決意したことだ。
エイプリルフールの話では、ない?...