こころ

天網

「ザル」について考えていたら、 あるフレーズを思い出した。 「天網恢々、疎にして漏らさず」 インターネットは WWW と称さる。 それは世界に張り巡らされた、蜘蛛の巣という意味。 まさに、天網だ。

プロセス

すべてが、その過程にある。 いま、ここにいる自分は、 これまで歩んできた道の途上にあって、 これから歩み出す、その途中にいる。 すべてが、道の途上だ。 ふるい時が終わり、あらたな時が始まった。 一年、365日、という区切りの中で、 一喜一憂しながら、…

天災・地変・人妖

このところ、週末は雨模様が続いている。 タイでは、バンコクに溢れた水がせまり、 日本企業をはじめ、経済活動に大きな混乱が起きている。 またしても、という気持ちだ。 詳しい原因は分からないが、 田園地帯を埋め立てて、工業団地を造成したため、 大地…

「脱」の思想

反対するのではなく、脱(だっ)すること。 もろもろの事象に対し、反対することは簡単だ。 単に、その事象、その人の言っていることの反対を言えば済む。 必要なのは、問題の解決であって、 好ましくない状態、境遇などからぬけ出すことだ。 キーワードは、…

3Sについて

「ソーシャル(Social)」 「サスティナブル(Sustainable)」 「シェアラブル(Sharable)」 それぞれの頭文字。 社会貢献、持続可能、共有を意味する。 これからの社会の方向を示すキーワード。 「3C」ならぬ「3S」ということらしい。 「ソーシャル」は言…

尊厳について

ひとは生まれながらにして平等であると学んだ。 このひとも、 そのひとも、 あのひとも、 どのひとも、 みな、同じく生きる権利を持ったひとだ。 自分に、はたしてそういう意識があるのだろうか。

ワクワク、ドキドキ

各社からスマートフォンが発表されている。 売り場でちょっとだけさわった。 なんだかつまらない。 各社が、持てる力を結集し、 いくつもの機能を詰め込んでいるのだろうが。 所詮、iPhoneの二番煎じと思うと、 ワクワク感が出てこない。 地デジも同じだ。

いやし〜healing

自然は、時として壮絶な災いをもたらす。 災い、それは人にとっての災いだ。 自然は、いつでもあるがまま。 自然は偉大であり、 地球がマザー・アースであることに、変わりはない。 母なる地球の癒しを求めて、ネットを彷徨った。 そして、巡り逢ったいくつ…

雨ニモマケズ

小学6年の国語の時間。 なかば、強制的に暗記させられた詩だ。 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル → 宮澤賢治 〔雨ニモマケズ〕 先日、アメリカのワシントン大聖堂…

見つめること

何ができるのか、考えている。 確かに、リーダーが必要だ。 国のかたちを示し、その道筋をつけるための。 それでも、個人としてあるべき姿はもつことができる。 まだまだ、模索は続きそうだ。 今週も、正常に書き込めない。 何を書くべきか、わからないまま…

わ・か・ら・な・い

いまだに揺れがおさまらない。 答えが出るはずのない問題を、ずっと考えている。 どうやら、原発は長期戦。 その被害の見通し。 さらに、今後のエネルギー問題。 廃止すべきが、継続か。 そもそも、原発そのものが許されるのか。

あ・ま・て・ら・す

生(う)まれて、生(い)きる。 生かされて、生きる。 生きることは、死ぬこと。 「生」があるから、死もある。 暗闇が存在の本質ではないように、 死の本来の目的は、生を引き立てること。 死は、生の脇役。

地球の軋み

大地震、大津波、そして原発事故。 いつも通り、土曜日にアップする予定だったが、 刻々と変わる被災状況を、テレビ報道を見ながら、 ネット情報で確認などしていて、一日が終わった。 想像を絶する被害の光景を目の当たりにし、 自然の脅威に、まさしく驚異…

世代の軋(きし)み

変わっていく時代の中で、世代交代の軋みが起こっている。 奇しくも、20歳前後の若者の事件が多発している。 → 乗客がハンドル奪い高速バス横転、12人軽傷 → 京大入試の試験中、問題をネット掲示板に投稿 → 3歳女児を川に遺棄容疑、大学生逮捕 それぞれの…

いよいよ、Facebook?

簡単なようで難しい。 自分が、自分らしくあるということは。 人の評価とか、世間の評判でものを言う。 空気が読めない、ということへの恐れ。 ついつい、人の目を気にしている自分がいる。

とても納得できる文章に出会った。 志ネットワークを主催されている、上甲晃さんのメルマガ。 師ではなく、道を求める。 タオ(道)の教えである。 これこそが、日本人の原点かも知れない。 日本の伝統的な宗教である「神道」は、『教』ではなく、『道』であ…

新たな年にむけて

例年になく寒すぎる新年の始まり。 炬燵(コタツ)から出ることができず、 一日、ダラダラと過ごす。 毎年のことだが、元旦の過ごし方で考える。 この数年、テレビを見る時間が多い。 日頃、ほとんど見ないので、一年分(?)を見ておこう、 そういう気持ち…

振り返り

今年もあと少しということで、思いつくままにメモしておくことに。 まずは、「暑」かった。 たしかに、夏場の暑さは印象に残っている。 今年の漢字として選ばれたとき、今一ピンと来なかったが、 振り返ると、暑かった。 尖閣列島。 はからずも、中国という…

リセット

夏休み最後となる日曜日。 なんとかリセットは出来たのだが、再起動でまとめ中。 新たなOSで、アプリも入れ替えて起動したいのだが。 ハードは、そろそろガタがきている。 こればかりは、廃棄処分にはまだ早いだろう。 OSのバージョンアップと、アプリの選択…

吾亦紅(ワレモコウ)

台風の影響で、涼しい日が続く。 暑いと覚悟した夏休みだったので、複雑な気持ちだ。 それでも、自分自身のターニングポイントと思い取り組んでいる。 これまでの仕事の仕方、生き方を考え直そうと思っていた。 年齢的にも、暦帰りの歳となる。 先日農協で購…

改めて「信」を問う

「信なくして立たず」が基本だと思っている。 明日はどうなるかわからないのが人生だ。 すべての事が、不確定だ。 人が、組織が、社会が、すべて変わる。 その中で、人はブレる。 ブレる自分であるから、揺るがない自分を求める。 なぜなら、「信」を得るた…

不安を伝える

地球が爆発するかもしれない 地震が発生するかもしれない テロが起こるかもしれない 家が火災で燃えるかもしれない 交通事故に遭うかもしれない 失業するかもしれない お金が無くなるかもしれない 病気になるかもしれない 死ぬかもしれない 惚(ぼ)けるかも…

豊かさについて

物質的に満たされているから豊かではない。 物や事は、多くあれば煩わしい。 こころが満たされていると、豊かだと感じる。 こころを豊かな状態に保つこと。これがポイントのようだ。 条件があって、豊かになるのではない。 原因として、こころが豊かで在るこ…

年末に思う

「情報耕房」への書き込みが止まっている。 次への踏み出しというか、方向性がすこしぼやけている。 この数日、「貧乏入門」という本を読みながら考えている。 まずは持てるものを捨てることから始まる。 そう思い、書籍や書類を廃棄している。 しかし、それ…

視野を拡げる

生まれが多少周囲と異なる環境だったせいだろう、 小学校の高学年になると、自分は他の人と違うということを意識しだした。 その違いは、ほかの人にとっては理解できない存在であり、 その結果、「いじめ」を受けることに。 今でいう「イジメ」だが、当時は…

情けない

情けない。 自分でどうにもできない状態で、浮かぶ言葉。 「情け」がない、とは異なる感情だ。 自分自身を内省し、振り返ったとき、 自分で、自分を叱責し、努力の足りなさを悔いる。 そういう状況で出てくる言葉だ。 方法はわかっているのだが、 そのように…

意識

人の意識とは何だろう。 意識して、〜をするとか、意識的に〜をやったとか表現する。 意図的ということばもある。 意識ということばを考えている。 さまざまな事象は意識の結果として現象化しているらしい。 人が意識し、その結果として物質化し、認識される…

ずるい

あの人は、努力もせずに、ずるい! 「ずるい」の底にあるのは、ねたみ、やっかみといった心情。 たとえば、医者は儲けすぎとか、公務員は恵まれているとか、 さらに官僚などの天下り非難といったことまで。 「自分より恵まれている」と、思う人に対し、 その…

独善、排他、ひとりよがり

独善は悪いことなのか。 排他的とはいけないことなのか。 独りよがりは避けるべきことなのか。 独善の反対語は? 独善とは、自分が正しい、自分は正しいとすること。 自分は間違っていない。 このこと自体は問題ないはず。 なにが独善にたいする悪いイメージ…

幸の反対

幸(しあわせ)の反対は、不幸(ふしあわせ)ではないと思った。 幸の反対は、「幸ではない」だ。 不幸の反対は、「不幸ではない」だろう。 似ているようで、異なる。 言葉遊びではない。 考えの「深さ」の問題だ。 幸でないけれど、「不幸ではない」ことも…